介護保険サービス事業所数ベスト5(2017)

 

平成29年介護保険サービス事業所数が公表

事業所数ベスト5

厚生労働省より平成29年10月時点の介護保険サービス事業所の数が公表されました。

平成29年介護サービス施設・事業所調査の概況(厚生労働省ホームページ)

サービス事業所数のベスト5はこのようになりました。

RANK 事業名 事業所数 増加数
1 通所介護+域密着型通所介護 44089 -12
2 居宅介護支援 41273 +587
3 訪問介護 35311 +298
4 訪問看護ステーション 10305 +780
5 福祉用具貸与(特定福祉用具販売) 8072 -18

 

ほとんどの事業所が要支援の利用者、要介護の利用者のいずれも対象とするため、
ここでは、要介護の事業所の数を掲載しています。

また、通所介護と地域密着型通所介護は同じサービスですので、合算しています。

また、福祉用具貸与事業所と特定福祉用具販売事業所はほとんど併設していますので、数の多い福祉用具貸与事業所の数を掲載しています。

訪問看護ステーションは増加著しい

訪問看護ステーションの事業所数は前年比+780(+8.2%)と大幅に増加しました。

国は平成30年度介護報酬改定の概要において、在宅医療の強化を掲げており、訪問看護の果たす役割は今後さらに拡大します。

報酬の単価が高く、初期コストが安いこともあり、今後も増加傾向が続くものと思われます。

 

通所介護は微減

通所介護と地域密着型通所介護を合わせた事業所数は前年比ー12と微減になりました。

介護保険の利用者数が増えていることを考えると、ちょっと寂しい数字です。

地域密着型通所介護から通所介護へ

合算して掲載した通所介護と地域密着型通所介護を分けてみるとこうなります。

事業名 事業所数 前年比
通所介護 23597 +559
地域密着型通所介護 20492 -571

 

通所介護が増えている一方で、地域密着型通所介護の減少が進んでいることがわかります。

これは、地域密着型通所介護から通所介護への鞍替えが進んでいることを示しています。

地域密着型通所介護:簡単にいうと、小規模な通所介護のこと

 

地域密着型通所介護の特徴として、利用者が事業所のある市町村の住民に限定されるというものがあります。

都市部や広大な面積の市町村であればともかく、多くの通所介護事業所には近隣市町村からも利用のニーズがあります。

せっかく近隣市町村の住民が利用したいと思っても、利用することができません。

これでは経営的にもマイナスの影響を及ぼしかねません。

 

居宅介護支援事業所は大幅増

では、居宅はどうでしょうか。

居宅介護支援の事業所数は+587と大幅に増加しました。

ケアマネ試験の合格者が毎年誕生していきますので、妥当なところでしょう。

 

2021年4月からは管理者が主任ケアマネでなければならなくなります。

また、報酬は加算を手厚くする方向に進んでおり、一人ケアマネ単独事業所では黒字化が難しい状況になっています。

報酬を確保して、安定的な事業所運営を行なうためには、戦略が必要です。

しっかり取り組んでいきましょう。

 

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